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【代理店】施設別ポリウレアコーティングの導入メリットと施工のポイント

【代理店】施設別ポリウレアコーティングの導入メリットは?施工のポイントもご紹介

ポリウレアとは、イソシアネートとポリアミンの化学反応で生成されるウレア結合を基本とした樹脂化合物です。防水性、耐薬品性、耐摩耗性、耐熱性、防食性に非常に高い能力を発揮する、様々な用途で対象物の強度を劇的に高めるライニング材です。

こちらでは、施設別にみたポリウレアコーティングのメリットと施工のポイントをご紹介します。商環境コニシ株式会社では、金森藤平商事株式会社が日本代理店として販売しているNUKOTE製品を取り扱っております。

施設別ポリウレアコーティングの導入メリット

施設別ポリウレアコーティングの導入メリット

工場・倉庫での活用

工場や倉庫でのポリウレアコーティングの活用は、施設の耐久性と安全性を大幅に向上させます。主な利点として、以下の点が挙げられます。

防水性能の向上
  • 雨漏りや湿気による機器の故障を防ぐ
  • 屋根や床面の防水性を高め、建物の寿命を延ばす
耐薬品性の強化
  • 化学物質や油脂類による床面の劣化を防止する
  • 有害物質の地下浸透を阻止し、環境保護にも貢献する
耐摩耗性の向上
  • フォークリフトなどの重機による床面の損傷を軽減する
  • 頻繁な補修や塗り替えの必要性を減らし、メンテナンスコストを削減する
速乾性による作業効率の向上
  • 数秒~数分で硬化するため、長期の作業停止を避けられる
  • 夜間や休日を利用した短期間での施工が可能
防食性能の付与
  • 金属製の設備や構造物の錆を防ぎ、長寿命化を実現する
  • 塩害や酸性雨などの過酷な環境下でも高い耐久性を発揮する

このように、ポリウレアコーティングは工場や倉庫のあらゆる箇所で活用でき、施設全体の機能性と耐久性を飛躍的に高めることができます。

公共インフラ(橋梁、道路、トンネル)への適用

ポリウレアコーティングは、公共インフラの保護と長寿命化に大きく貢献します。橋梁、道路、トンネルなどの重要構造物に適用することで、以下のような効果が期待できます。

優れた防水性能
  • コンクリート構造物への水分浸透を防ぎ、鉄筋の腐食を抑制
  • 凍結融解による劣化を軽減し、構造物の耐久性を向上
高い耐摩耗性
  • 車両通行による表面の摩耗を低減
  • 道路舗装の寿命を延長し、メンテナンス頻度を軽減
優れた耐薬品性
  • 凍結防止剤や融雪剤による劣化を防止
  • 酸性雨などの環境要因からの保護
迅速な施工と早期供用開始
  • 数秒~数分で硬化する特性により、工期を大幅に短縮
  • 交通規制時間の最小化と社会的影響の軽減
優れた追従性
  • 温度変化や振動による構造物の動きに追従
  • クラックの発生を抑制し、既存のクラックの進行を防止

これらの特性により、ポリウレアコーティングは公共インフラの維持管理コストの削減と安全性の向上に大きく寄与します。特に、塩害や凍結融解の影響を受けやすい沿岸部や寒冷地の構造物には、その効果が顕著に表れます。

また、トンネル内部への適用では、漏水対策や耐火性能の向上にも効果を発揮します。高い伸び率と強度を併せ持つポリウレアは地震時の変形にも追従し、構造物の安全性を高めます。

商業施設における利点

商業施設でポリウレアコーティングを導入することで、多くのメリットが得られます。

耐久性と美観の向上
  • 床面や壁面の耐摩耗性が大幅に向上し、長期間美しい状態を保てる
  • 耐薬品性に優れているため、清掃や消毒作業による劣化を防ぐ
メンテナンス性の向上
  • 防水性が高いため、水漏れや湿気による損傷を防ぐ
  • 清掃が容易になり、衛生的な環境を維持しやすくなる
施工の迅速性
  • 硬化が早いため、営業時間外での短期間施工が可能
  • 工期短縮により、休業期間を最小限に抑えられます。

このように、ポリウレアコーティングは商業施設の様々な箇所で活用でき、施設の価値向上と維持管理の効率化に貢献します。

ポリウレアコーティング施工のポイント

ポリウレアコーティング施工のポイント

適切な下地処理の重要性

ポリウレアコーティングの性能を最大限に引き出すためには、適切な下地処理が不可欠です。下地処理が不十分だと塗膜の剥がれや膨れ、亀裂などの不具合につながる可能性があります。

下地処理の主な目的は、以下のとおりです。

  • 既存塗膜や汚れの除去
  • 表面の平滑化
  • 接着力の向上
  • 水分の除去

特に注意が必要なのは、水分の残留です。下地に水分が残っていると、ポリウレアとの接着不良を引き起こし、後々の不具合の原因となります。また、接着力の弱い既存塗膜が残っている場合も同様の問題が生じる可能性があります。

下地処理後は、できるだけ早くポリウレアコーティングを施工することが重要です。時間が経過すると、再び汚れや水分が付着する可能性があるためです。

適切な下地処理を行うことで、ポリウレアコーティングの耐久性と性能を最大限に引き出すことができます。プロの施工業者はこの重要性を十分に理解し、現場の状況に応じた最適な下地処理を行います。

最適な製品選択のコツ

ポリウレアコーティングの製品選択には、施工目的や環境条件を十分に考慮することが重要です。以下のポイントを押さえることで、最適な製品を選ぶことができます。

用途に応じた製品の選択

施工の目的(防水、防錆、耐薬品性、意匠性など)に合わせて、適切な性能を持つ製品を選びます。

施工環境に適した製品の選定

高温や寒冷地など、特殊な環境下での施工にはそれぞれの条件に適した製品を選択します。

施工規模に合わせた製品選び

大規模施工、小規模補修、タッチアップなど、施工の規模や方法に応じて適切な製品を選びます。

特殊要求への対応

難燃性やコスト面など、特殊な要求がある場合はそれに対応した製品を選択します。

基材との相性を考慮

金属やコンクリートなど、基材の種類によって適切なプライマーや製品を選びます。

製品選択の際は、これらのポイントを総合的に判断します。

品質管理と検査のプロセス

ポリウレアコーティングの品質管理と検査は、施工の成功を左右する重要なプロセスです。以下に、主要なポイントをまとめます。

施工前の準備
  • 使用する材料の品質確認
  • 機器の点検
施工中の管理
  • 温度と湿度の管理
  • 塗布厚さの測定
  • 混合比率の確認
施工後の検査
  • 目視検査
  • 膜厚測定
  • 付着強度試験
長期的な品質管理
  • 定期点検
  • 補修計画

品質管理と検査を徹底することで、ポリウレアコーティングの耐久性と性能を最大限に引き出すことができます。

経験豊富な商環境コニシ株式会社では高品質な仕上がりを実現!

ポリウレアコーティングのメリットは多岐にわたります。まず、耐久性が高く、長期間にわたって施設を保護します。また、防水性能に優れているため、雨漏りや水害のリスクを大幅に軽減します。さらに、化学物質への耐性も高いため、工場や倉庫での使用に最適です。

商環境コニシ株式会社はポリウレアコーティングの専門業者として、高度な技術と豊富な経験を持ちます。お客様のニーズに合わせた最適な施工プランをご提案し、高品質な施工を保証します。また、専任の担当者が直接現場の調査から打ち合わせ、お見積もり、設計、施工管理まで一貫体制で承るため、適正価格での施工が可能です。

取り扱っている製品は、ポリウレアグローバル株式会社が開発・製造している製品、金森藤平商事株式会社が日本代理店として販売しているNUKOTE製品です。

ご要望やお困りごとについて、なんでもご相談ください。ご納得いただけるまで丁寧にご説明、ご提案をさせていただきます。

ポリウレアコーティング専門の代理店、商環境コニシ株式会社

社名 商環境コニシ株式会社
代表者 古西 光義
設立 平成2年10月4日
資本金 1000万円
住所 〒652-0058 兵庫県神戸市兵庫区菊水町1丁目2−3
TEL 078-521-5711
FAX 078-521-5713
Eメールアドレス contact@lining-konishi.com
URL https://lining-konishi.com/
お問い合わせ時間 平日9:00 ~ 17:00(年末年始・祝日を除く)
建設業の種類 建築工事業
建設業許可番号 兵庫県知事 許可(般 - 30) 第114152号

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