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排水槽やタンクは、水や酸素が常にある状態のため、金属部分が錆びやすい傾向にあります。兵庫で防錆塗装を依頼する前に、錆びるメカニズムや錆の種類を知り、効果的に対処することが大切です。
排水槽やタンクに錆が発生した場合、機能不全になったり、これまでの機能が低下したりするおそれがあるため、防錆塗装が必要です。
では、排水槽やタンク内はなぜ錆が発生しやすい環境なのでしょうか。ここでは、錆の種類と発生理由について解説いたします。
鉄鍋や硬貨は、腐食を避けるためにあえて錆びさせる場合があります。銅や亜鉛で構成された金属を利用し、表面に錆を発生させることで、保護膜として活用するのです。保護膜として腐食から守る方法を活用している代表的な例として、大仏様が挙げられます。
一見、青色にも見える鎌倉や茨城の大仏は銅でできており、長い年月の間、屋外に設置されていても錆びないように加工されています。このように、錆びていても腐食しないタイプの錆も存在するため、一概に「錆は除去するもの」というわけではありません。
しかし一方で、酸化や水分によって劣化し、化学反応を起こす錆も存在します。排水槽やタンクに発生する「赤錆」と呼ばれる錆です。赤錆は、腐食が進行することで排水槽やタンクの劣化を早めるおそれがあるため、防錆対策をする必要があります。保護膜としての役割を担ってくれる場合もありますが、排水槽やタンクにおいては腐食を促す原因となります。腐食を予防するためにも、防水性に優れた素材を用いた防錆塗装を行うとよいでしょう。
錆は、湿気を纏った空気に晒された際に酸素と水分を吸収します。化学反応を起こした後、鉄を取り込み、結合して酸化鉄となるのです。水素化した鉄から酸素が失われることで徐々に酸化し、錆を発生させます。これが、赤錆と呼ばれる悪質な錆の発生理由です。水に塩分が加わることで、さらに酸化が進むといわれています。
様々な成分を含んだ雨や、海風に晒される場所の近くにある排水槽やタンクは特に錆びつきやすいです。酸化対策をする際は、防錆の塗料を塗るのが一般的です。酸素と水によって酸化するのを防ぐ塗料を用いて、しっかりとメンテナンスしてください。定期的に塗り直し、酸化防止の薬剤を塗布し続けることで、排水槽やタンクなどの錆びやすい部分をケアできるようになります。
ここで注意しておく点は、「錆の進行を完全に止めるわけではない」ということです。既に発生している錆の表面上に塗装しても、錆自体は消えません。塗布する前に錆を取り除き、新たに発生するのを防ぐ目的として利用することを理解しておいてください。
商環境コニシ株式会社では、防水・防食工事のほか、防錆塗装のご依頼も受け付けております。錆の除去から錆防止の塗料の塗布まで、一連の流れを一貫して対応しておりますので、迅速かつ丁寧な作業が可能です。錆対策の依頼を検討されている方は、商環境コニシ株式会社までご相談ください。
硬貨や大仏様に使われている銅は、あらかじめ表面を酸化させることでコーティングし、防腐の役割を果たしています。しかし、排水槽やタンクに発生する赤錆は長年の放置は危険です。速やかに防腐対策を行うためにも、錆の種類や発生のメカニズムを知り、対策を講じましょう。
赤錆が発生した場合、その後の発生を「抑制する」だけでなく、錆を「発生させない」ための対策を講じることが大切です。防錆対策する際には、一度錆を取り除いてから塗料を塗布する必要があります。個人で錆の除去・塗布することは難しいため、専門家に依頼するのが適切です。
兵庫にある商環境コニシ株式会社では、赤錆をはじめとした防錆塗装工事を行っております。迅速かつ丁寧な対応を心がけ、作業完了まで一貫して行っておりますので、安心してお任せいただけます。兵庫で排水槽・タンクの防錆塗装の依頼をご検討中の方は、商環境コニシ株式会社へぜひお問い合わせください。
社名 | 商環境コニシ株式会社 |
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代表者 | 古西 光義 |
設立 | 平成2年10月4日 |
資本金 | 1000万円 |
住所 | 〒652-0058 兵庫県神戸市兵庫区菊水町1丁目2−3 |
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