コラム

汚染対策

工場の中でも、食品や精密機器を取り扱う工場は塵の混入があると故障や品質の低下が問題視されます。工場の質を落とさないためにも、塗装対策をして粉塵が食品などに付着することを防がなければなりません。

工場の床、壁などに塗装をすることで、粉塵を防ぎ、高品質の製品を生産し続けることができるため、汚染対策の一環として施工されています。

劣化防止

コンクリート素材は、気温の変化だけでなく水分量の変化によって大きな影響をうけます。膨張と収縮を繰り返したコンクリート床は、経年劣化によりひび割れやすり減りが少なくなります。長く稼働し続けなければならない工場内は、気温や湿度の変動が激しい場合が多く、対策を取らなければなりません。

コンクリート床に対して塗装工事をすることで、ひび割れを防ぐことができます。ひび割れ対策を行わないコンクリート床は、劣化によって内部腐食が進む可能性があります。塗装することで床の腐食対策が行える点はメリットです。

高い安全性

コンクリート床が腐食することで被害が生じるのは、製品や工場だけではありません。ひび割れによって段差などが発生し、工場のスタッフが転倒してケガをするおそれや、台車が転倒して製品が損害をうける可能性があります。工場内のコンクリート床にひび割れ対策を施すことで、腐食以外にも効果が期待できます。

また、コンクリート床は湿気や水分で滑りやすくなり、転倒の原因となります。掃除の際に防滑性の効果が期待できる塗料を塗布することで、コンクリート床の滑り止め対策にもなるでしょう。

ゾーニング効果

工場では、作業工程が目的別に分かれているため、塗料を塗った部分で何をしているのか明確であることが大切です。場所によって色を分けて塗装してもらうことで、工場内のゾーニング効果も期待できます。作業内容だけでなく、製品ごとに分けることも可能です。

清掃のしやすさ

ひび割れや腐食対策が行われたコンクリート床は、水の浸透を防ぐことができる塗料を塗布することで、洗浄が格段に楽になります。工場で使われている製品などの液体が漏れて床に浸水することも防げるため、楽に汚れを落とせる点も大きなメリットです。掃除が楽になることで、作業効率がアップし、工場の生産性を上げることができます。

床は、定期的に塗料を塗るなどして防食・防塵対策することで、業務を妨げたり悪影響を及ぼしたりするデメリットを回避できます。快適に作業できる環境を整え、長く工場を稼働させるためにも、塗装などの対策を行うことが大切です。

商環境コニシ株式会社では、倉庫・工場の防食・防塵塗装を行っております。定期的なメンテナンスをご希望の方はぜひお問い合わせください。