コラム

塗床工事に関する基礎

塗床工事とは、耐久性や耐熱性、防塵性の維持・向上のために床に塗装することです。食品や薬品、部品などの製造・加工を行う工場では、フォークリフトなどの重機に床が耐えられるように、コンクリートで作られた床を多く採用しています。

頑丈で劣化しにくい特徴を持つコンクリートですが、どんなに耐久性に優れていても年月とともにひび割れや剥がれ、ヘコミが発生することがあります。コンクリートの劣化が進むと、補修費用が高額になるおそれもあるため、定期的にメンテナンスすることが大切です。

塗床工事を行うメリット

塗床工事を行うことで、経年劣化を防ぐだけでなく、常に高い耐久性や耐熱性などの機能を維持できるようになります。

工場や倉庫では、作業のために重機を取り扱うことも多く、木材の床だと重機の重さに耐えることができません。また、溶接などの作業を行う際に火花が散るため、耐熱性に優れている必要があります。

塗床工事を行えば床を張り替える必要がないため、少ないコストで耐久性・耐熱性などを維持できるため、床の塗装は定期的に行うとよいでしょう。

塗床工事を行うタイミング

劣化が目に見えてわかるようになってからメンテナンスをされる方もいますが、劣化の程度によっては費用がかさむ場合があります。床の素材によって耐用年数が異なりますので、劣化サインだけでなく、耐用年数を目安にメンテナンスを行うのが望ましいです。定期的なメンテナンスによって、建物の価値を損なわないまま、見た目も維持し続けることが可能です。

高機能で耐久性に優れた樹脂塗料を塗布することで、床材の気になる問題や劣化対策が行えます。特に、ポリウレアを使用した塗装は耐熱性・耐薬品性だけでなく、高い耐久性・耐候性を有しているためおすすめのライニング工法です。

塗床工事を行うことであらゆる問題を解消できますので、食品や薬品などを取り扱う、衛生面に厳しい工場でも安心して作業に取り組めます。兵庫で工場や倉庫内の床の塗装工事を検討している場合は、ぜひ一度商環境コニシ株式会社までご相談ください。

迅速かつ丁寧に施工を行うことをモットーに、屋根や外装をはじめ、経年劣化や損傷が激しい床材への塗装も行っております。工場や倉庫の床の耐久性や経年劣化が気になる、定期的な床材のメンテナンスをお考えの際にはお気軽にご相談ください。